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【ホームの北側です】
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多摩川駅ホームの北側の風景です。北北東の方角に向けた写真です。正面の森は、多摩川ラケット公園跡地です。向こう側に白い建物が見え(多分、民家なのでしょうが・・・汗)まして、その下が「どりこの坂」です。この写真の角度から、すこし左へカメラを動かすと(注意:動きませんが)、田園調布駅が見えます。白い建物がたっているほうの区画が、田園調布2丁目で、多摩川駅や、画面右手奥の、ラケット公園跡地のほうが、田園調布一丁目です。ちなみに、有名人の方がたくさん住んでいるのは、田園調布三丁目です。住所が三丁目ですと、おお!とか思われます。(小生は一丁目に住んでいましたが、現在は、田園調布本町に住んでいます。)天気のよい日は、多摩川駅で降りて、駅前正面を右に曲がり、線路沿いに三丁目へ向かって散歩することをお勧めします。田園調布駅に着いたら、プレッセのお花屋さんの前の、木製のベンチに腰掛けて、柔らかな午後の日差しを楽しみましょう。(注意:真夏は、やめときましょう。日射病になります。)
多摩川駅のすごいところは、徹底して、その環境の静かさにこだわり抜いた点にあります。多摩川駅の周りには、コンビニが、一軒しかありません。駅前に、商店街はありますが、なかなか発展してくれません。このコンビニは、私たち地元住民にとって、八百屋、魚屋、肉屋、本屋、銀行、郵便局を兼ねている貴重な存在です。今夜はカレーをつくろうかな、と思えば、カレールーはもちろん、にんじん、たまねぎ、じゃがいも、豚肉まで買い求めることができます。深夜、会社帰りのサラリーマンは、お弁当を温めて持ち帰っているようです。この系列のコンビニは、お店で作っている特製のソフトクリームとかも売っています。ついこのあいだは、アロエのソフトクリームを買い逃してしまいましたが、季節ごとにおいしいソフトクリームを味わえます。雑貨品も、買い揃えることができます。ちなみに、春、お花見の季節には、「多摩川台古墳公園」へのお花見客を相手に、ござとか、紙コップとか、紙皿とかも販売しています。まさに、多摩川デパートと呼んでもいいのではないか、とおもっています。
若干、多摩川駅周辺の生活の不便さをアピールしてしまったので、名誉挽回のため、今度は多摩川駅の持つ『交通アクセスの快適さ』を強調したいと思います。
多摩川駅は、停車する鉄道の種類の多さでは、新宿駅や東京駅に匹敵するのではないか、とのうわさがあります。直通運転を含みますが、一例を挙げます。
東急東横線、東急多摩川線、東急目黒線、東京メトロ日比谷線、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道線、都営三田線、電話線、電線・・・。
こんなにも寂しい駅に、なぜ、これほどまでに多くの電車が停車するのかといえば、これも、多摩川駅の人徳のなせる業、というほかに言葉が見つかりません。その割には、多摩川駅で降りたことのある人が少ないのは、やはり、率直な話、「なにもないから」という感想をもらさずにはいられません。ぜひ、通過するだけではなく、下車してみてください。ほんとに何もないところだなあ!ということが実感できると思います。(^^;)
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